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日々これ好日

Illusion d'optique 2




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Illusion d\'optique 2_e0052044_1058583.jpgGetty Centerへ行って来た。駐車場に入る段階から既に混んでいて、トラムウェイに乗るのにも並ぶ状態。こんなのは初めてだった。
何度も来ているから今回は特別展示のみ見る。特別展示のみ、といっても全部で7つもある。一番混んでいたのが”Rubens and Brugel : A Working Friendship”。アントワープとRubensというと想像力のない私はすぐにフランダースの犬を連想してしまう。このRubensとJan Brueghel the Elder(お父さんはPieter Brueghel the Elderでバベルの塔などを描いた人)が共同作業で描いた絵を中心に展示されていた。最初にBrueghelが大まかに描いて、Rubensのアトリエに運び手を加え、さいごにBrueghelが手を加えるという形を取っていたらしい。それぞれのスタイルがまじりあったコラボレーション。それぞれが描いた作品が展示されていた。いくつかの絵の中で、モルモットが二匹描かれている。どの絵でも同じ柄のモルモットが出てくる。どちらかの家にモルモットが飼われていたのだろうか。気になってモルモット探しをしてしまった。
それ以外で面白いなと思ったのは"Visual Poems of the Italian Futurists" 。詩とグラフィックが一緒になった作品が展示されていた。"Landscape in the Renaissance"では仏文の人ならきっと聞いた事くらいはあるだろう”薔薇物語”の写本が展示されていた。いつ見ても思うけど、中世の写本はとても美しいと思う。いつも”薔薇の名前”のミステリアスな雰囲気を連想してしまう。
前回来たときに見たEliot Porterのとても丁寧に撮ったグラフィックのようなとてもポエティックな写真、私はとても大好きなのだけれど、旦那には私のこの感覚が伝わらなかったらしい。ちょっとがっかりしたけどまあ、ひとそれぞれということか。
àààààààà...の写真は旦那撮影。
by lerot11 | 2006-08-14 11:35 | Photographies