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日々これ好日

Electricity




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先日の旅の途中で撮った写真。
子供みたいだけど、電気は目に見えないからどうやって作られているのか、どうやって運ばれているのかとても不思議。
今私が住んでいる場所はSouthern California Edisonという電力会社が電力を供給している。
ちょっとエジソンを調べてみたら、エジソンは世界初の電力発電所をニューヨークにつくって直流電気を配電する事に成功したが、後に交流電気におされ交流電力会社に敗北した、とあった(東京電力のウェブサイトより)。

先日、私の住んでいる街にあるクリスマスイリュミネーションで有名な住宅街にクリスマスにはちょっと早いけど見に行って来た。まだ飾り付けが住んでいない家もちらほら。ここでは毎年近所同士で競い合うようにイリュミネーションをしている。去年も思ったけど、冬場は電気料金もあがるし全然エコロジーじゃない。今日学校で先生から、イリュミネーションはしてるの?と聞かれた。他のクラスメイトは結構している人が多い。クリスマスはどうせここで過ごさないからうちでは何もしていない。でもなんとなくエコロジーじゃないと思うとは言えなかった。クリスマスなんだからこのくらい良いんじゃないかとも思うけど、これでまたカーボン・フットプリントが増えちゃうよ、とも思う。風力発電や太陽電池で全部まかなえるならいいけど。

電気とは関係ないけどもう一つ。
インターネットで海外のニュース(時差があるので昨日の分)を見ていたら、ベルギーの架空ニュースのことをやっていた。14日20時20分、ベルギーの公共放送で架空のドキュメンタリー?(docu-fictionと言っていた)が流れた。”これはフィクションではないかもしれません”という文章がでて、アナウンサーがフランドル地方が独立し、ベルギーはなくなってしまいます、と話し始めた。他には国王(Albert II)が逃亡、トラムウェイがフランドルとの境で止まったり、飛行機はイミグレーションの問題が起きる可能性があるから着陸しなかったり、ベルギーの国旗が降ろされるシーンなどが流れていた。某新聞のウェブサイトによるとこの架空ニュースを作るのに3年かけた、とあった。政治家たちからはひんしゅくを買ったようだけど、この問題をもっと国民に考えてもらいたい、制作側の目的は果たせたのではないだろうか。
公共放送がこんなことをするなんてすごい。日本じゃきっとありえないだろうな。
by lerot11 | 2006-12-15 12:22 | LOMO LC-A